コラム|佐賀駅徒歩1分の歯医者|佐賀駅つるた歯科

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乳歯は永久歯と違うって本当?

皆さんこんにちは。

佐賀駅つるた歯科です。

 

生後6ヶ月くらいになると、最初の乳歯が生えてきます。

 

いよいよ虫歯のリスクも生じるため、予防ケアにしっかり取り組む必要が出てきますね。

 

そこで是非とも知っておいていただきたいのが「乳歯と永久歯の違い」です。

 

どちらもエナメル質と象牙質で構成された歯ですが、異なる点がいくつかあります。

 

それを知っているか知っていないかで、虫歯を予防できる可能性も大きく変わりますので、今回解説する内容をしっかり理解していただけると嬉しいです。

 

「やわらかさ」が違います

エナメル質は人体で最も硬い組織なので、「やわらかさ」と言われてもなんのことだかよくわかりませんよね。

 

これは少し難しい表現になりますが、歯の石化度・成熟度の違いを意味します。

 

乳歯も永久歯も「リン酸カルシウム」という物質で構成されているものの、成熟度が異なるため、酸性刺激への抵抗力にも違いが見られます。

 

乳歯のように石灰化度・成熟度が比較的低いと、虫歯菌に溶かされやすくなっているのです。

 

これが「乳歯は永久歯よりもやわらかい」という言葉の意味するところです。

 

「厚み」も違います

乳歯と永久歯には、厚みにも違いが見られます。

 

標準的な永久歯の厚みを「1」とすると、乳歯は「0.5」くらいの厚みしかありません。

 

そのため、虫歯になったら象牙質や歯の神経に到達するまでの期間もかなり短くなっています。

 

乳歯の虫歯は進行が早い」のは、エナメル質・象牙質の厚みが永久歯の半分しかないからなのです。

 

まとめ

このように、乳歯は外からの刺激を受けやすくなっていますので、その点も踏まえて予防ケアに努めましょう。

 

0歳からしっかりとした予防ケアをスタートすることで、虫歯菌に負けない強い歯を作ることができますよ。

 

佐賀駅つるた歯科では、そんな小児歯科診療を得意としておりますので、お子さまの虫歯予防を徹底されたい方はお気軽にご連絡ください。

 

スタッフ一同、心よりお待ちしております。